残業を通してお金を稼ぐ意味がわかった

 残業続きで大変な時は、どうしてそこまで頑張って仕事をしなければいけないのかと疑問を強く抱いてしまいます。いくら頑張っても仕事が終わらなかったら、そんなふうに思ってしまうのもしかたありません。ですが、そんな残業の努力が報われる瞬間があります。それは、給料日に残業代を含んだ給料を受け取ったときです。



 以前月の残業を50時間近くしていたことがありました。慢性的な人手不足が一向に解消されることはなく、一人一人の労働時間が長くなっていってしまったのです。従業員全員が疲労困憊になってしまって、とても辛かったのをよく覚えています。何のために残業をしているのか、はっきりいってわからなくなっていました。



 しかし、その月の給料日で残業代をいつもより多めに受け取り、とても報われた気分になりました。残業代がたくさあっても残業の疲れが取れたわけではありませんが、それでもしっかりと働いた甲斐があったとある程度納得をすることができました。サービス残業をしていたわけではないので、頑張った分がしっかり報酬として返ってきました。仕事で頑張って稼いだお金は特別な感じがしましたし、残業したことが無駄ではないとわかりました。ですので、残業を通してお金を稼ぐことの意味を知ったのです。

お金はある分もっと使ってしまう、どうしょうもない習慣

この前、たまたま貯金に関するニュース記事を読みました。



収入が上がると支出も上がる人がほとんどだという論理が書いてありました。確かに想像はつきますけどね。



動物とは本能的にある資源を全て食い果たすという特徴があるようです。



なので食料に関しても、動物はいつまた食べられるか分からないということで目の前にある食料を全て残さず食べてしまうようです。人間は本来理性でそういった行動を抑えられるようにできているようですが、なかなか欲を抑えることができない人が多いようですね。



私も病的ではないにしてもやはりそういった傾向はあります。



今は社会人なのでもっと節約志向なのですが、学生のときに留学していた際、奨学金を留学先の学校からもらっていました。



奨学金のお蔭で生活費にも苦労せずに済みましたが、そのときは働いた経験がなかったからでしょうか、奨学金は余ったら貯めておけば良いのに毎月入って来る分は全て使ってしまっていたときがほとんどでした。別にこれと言った高いものを買うわけではなく、フルーツは高めのスーパーで買ったりタクシーを頻繁に使ったり、たまたまそのときに着ていた上着が少し寒く感じたので高い上着をその場で買ったり、などの無駄遣いです。



まあ今考えると無駄遣いですけどね。お金は自分で稼ぐようになってから改めて大切さが分かるので、今となっては当時のお金の使い方を反省しているところです。



これからは収入が多少増えることがあっても今より生活レベルを上げすぎることはしないように心がけたいと思います。